ついに実習初日がやってきました。期待と不安と緊張が入り混じった複雑な気持ち・・・。
実習期間は4週間!学生たちはこの長い病院実習を嫌がる人ばかり。理由は『お金が1円ももらえないこと』、『大変な実習を終えても家で毎日の出来事を実習ノートにまとめるのが面倒なこと』です。
実習でお金をもらおうなんて、今この歳になって考えるとあり得ない!なに言ってんの!勉強させてもらえる機会にまず感謝しなさいよ!と突っ込みたくなりますが、毎日仕事をするような感覚に陥りがちなまだ未熟で若い当時の私達学生は「少しは欲しいよね」っていう甘い気持ちが・・・チラ・・ほら・・・。
でも私は実習で・・・お金が欲しいなんて・・・思いません!!!ただ現場を知れるこの病院実習でたくさんの経験をしてみたいだけだったんです!!!
病院実習初日はほぼオリエンテーション
今回お世話になった病院は私を含め3名の実習生を受け入れてくれました。
事務次長さんが実習担当者でまずは4週間の実習カリキュラムを渡され軽いオリエンテーションが行われました。
・9時出勤で17時退社、お昼休みは職員と同じ1時間とし、土日祝日はお休みとすること
・医療事務の実習といっても別部署のお仕事も体験すること
・なにもかも初めての経験で出来ない・わからないことだらけだからせめて挨拶だけは元気よくすること
などなど、最初から結構厳しいオリエンテーションとなったのでした。
その後医事課の皆さんへのあいさつと各部署へのあいさつ周りを行い午前中はあっという間に終了。
午後からは医事課の仕事を見学し終了。そして家に帰ったらすぐ実習ノートの作成にとりかかる。
これからの不安と期待と緊張に包まれながら、なかなか眠れない夜を過ごした初日のでぱえもんでした。
病院実習2日目~5日目 医事課
医療事務の実際の業務を一通り見学し実践させてもらう流れで実習させていただきました。一日ごとに振りかってみたいと思います。
2日目は外来受付業務
受付業務の基本は患者様が来たらまず笑顔であいさつをすることです。『おはようございます』もしくは『こんにちは』となりますが私はこの短い言葉をカミまくり、しかもなかなかすんなりと言葉がでてきません。『いらっしゃいませ』と言いそうになってしまうのです。

ゲゲッ!!それ、いちばん言っちゃダメなやつ!!
人と話すのは得意だったはずなのに全然言葉が出てきませんでした・・・。
次に大切な健康保険証をお預かりし、入力データーの確認と変更や新規患者様であれば追加入力するのですがこれも半端なく遅すぎ。しかも極度の緊張で保険証やパソコンを使う手が恐ろしく震える現象が出現!
今までこの日のために頭の中で何度もイメージトレーニングをしたきたことがなに一つできません・・・。
他の実習生2人は私とは違い緊張しながらも初めてのわりにはスムーズに対応しているようにみえます。どうして私だけが出来ないのか・・・。
家に帰り実習ノートをまとめながら2日目を振り返った時、慣れないとはいえ自分だけがあまりにも出来なさすぎて、とにかく萎えまくった2日目のでぱえもんでした。
3日目は外来会計業務
会計業務は各病院によってパソコンの打ち込みコードが決まっています。例えば『初診料』なら『ショ』や『1』、『再診料』なら『サイ』や『3』など医療機関によってさまざまです。
会計職員の方にゆっくりコードを全て教えてもらっても極度の緊張からキーボードの字を見つけるのも打つのも恐ろしく遅い私・・・さらに2日目と同様に手が恐ろしく震える現象がまた出現!
患者さまがお会計を済ませたあとはお帰りの際のあいさつです。『お大事になさってください』や『どうぞ。お大事に』となりますが、私はこれもまたすんなりと言葉がでてきません。『ありがとうございました』と言いそうになってしまうのです。

ゲゲッ!!だからそれ、いちばん言っちゃダメなやつだって!!!
4日目は入院会計業務
5日目またしても外来業務
全然出来ないながらも、患者様にありがとうと言われてすごく嬉しい気持ちになったり、職員の方に「声が小さいよ!」と何回も喝を入れられながらもなんとか頑張りミス連発でグタグタの受付業務実習を終えたのでした。
家に帰り実習ノートをまとめながら5日目を振り返った時、今までの緊張と疲れと今日の勝手なネガティブ暴走によりほぼ仮死状態になってしまった5日目のでぱえもんでした。
まとめ

お金はかけたくない!やっぱりこの気持ちが一番なのよねぇ!!!
来週は一体どんな体験が待っているのでしょうか?
次回は『初めての病院実習~2週間目~』です。

最後までお読みいただきありがとうございました
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